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笑えねー

世間ではまったく認知されていない6/20の建築基準法改正後はじめて確認申請を伴う設計をやらせてもらってます。簡単な平屋の700m2(211坪)程度の集会所です。僕ら建築士は6/20以降建築士ではなく書類作成屋になったんだなと痛感しました。

P1020088.jpg


笑えねーくらいの書類の量です。感覚的には4-5階建ての事務所ビルの申請時と同じくらいの書類の「厚み」です(笑)しかも今回の物件は指定構造計算適合性判定という別の構造屋が計算をチェックするという建物に該当し、県下で6月20日以降だれまもまだパスしたことがないという噂の難関が待ち構えております。我社の構造担当にきくと「今提出して最短4ヶ月」という死刑宣告に近い(笑)話を頂戴いたしました。この規模の建物だと4が月もあればほぼ建物が完成するというとんでもない審査期間です。

違う仕事でゼネコンさん達にあってもこの騒動の話はするのですが、彼らはいまいち危機感に乏しく、「なんかややこしくなったみたいですねえ」と他人事の人が多いのに驚きます。冗談抜きに彼らは「倒産の危機」に直面するにちがいないのに。

一番最初に死ぬのは僕ら設計屋です。仕事が完了しないのですから入金ももちろんありません。潤沢な運転資金を持つような恵まれた事務所なんか聞いたことがないので(笑)小さな所や新築中心の所はもたないでしょう。

次はおそらくマンション屋(デベロッパー)です。彼らは自転車操業が基本なので次々マンションを建てないと続きません。土地を仕入れて売り物になるまでの期間が何ヶ月も延びると金利の負担だけでも大変だとおもいます。

次は杭屋かな?土工さんかな?小さなサブコンが逝き始め、本体ゼネコンも飛びはじめると・・・

たとえば杭を地面に打ちます。(いまではほとんど打ち込みはしませんが)地面の中のことですから石があったりして設計の位置よりずれることはままあります。その都度上にのる基礎の形や配筋を変更したりして対応してきました。(いままでも厳密にはそうだったのですが)今回から(事前に杭芯ずれをみこんだ設計をしていないかぎり)確認申請を出しなおし(変更申請)確認がおりるまで工事を中断せねばなりません。そこで指定構造計算適合性判定を4ヶ月もかけてやりなおしていたら、契約工期にまにあうはずがありません。その責任は設計屋にあるのでしょうか?杭屋?ゼネコン?何かの生産工場だったとして操業がずれた場合の損益はだれがかぶるのでしょうか?

現場所長の立場だったら杭芯がずれたという報告をあげない(だまってそのまま工事を進める)という誘惑と戦わねばなりません。

建物の安全性を確保するという目的で改正しましたが返って施工段階の隠蔽や手抜きを誘発する危険性さえあるなと感じています。


この問題を考えはじめると自分たちの将来の希望のなさに暗澹たる気持ちになるので、いまではあんまり考えないように、なるようになると思いながら仕事しています。

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